2008年03月08日



兵庫県多可町加美区三谷
そろそろ雪山へ
この時期、下手に雪山に踏み込むと登山道の残雪で苦労することになる。沢山のハイカーが踏み固めてくれているメジャーな山を選べば苦労することなく歩ける。初めは氷ノ山に登ろうと出掛けたが、まだスキヤーが多い時期であり、スキーヤに混じって一人でリフトに乗るのが嫌なので千ヶ峰に方向転換した。
下りはアイザンを着けて駆け降りる
小走りとまでは行かないが、早歩きで下ったが登山口までは50分も掛かってしまった。
同じ山を何度も登るのは性に合わない
知っている山を何度も登るとサプライズがほとんど無くなり、良い山でも面白く無くなってしまう。かと言って近郊に登ったことの無い面白そうな山が見付からない。この先、同じ山を何度も登るか、藪扱き覚悟で新規開拓するか、さてどうして行こう。
標高差:717m
〔047〕千ヶ峰 (1,005m)
Road Map :兵庫県の中央に聳える名峰、説明することもない。
Route Map:三谷登山口からピストンとする。
登山口にある山頂までの距離表示はGPS計測でも
2,040kmなので正しい値だろう。このコースでは毎回、体力測定ごっこをしており、いつもは1時間前後で登れている。積雪があればどうなるだろう。
三谷コースの登山口にある駐車場とトイレ。駐車場は三谷川を挟んで2ヶ所にあり、合わせて30台位は停められる。
程なく大きな滑滝の”雌滝”に出る。沢靴なら登れるのか一度チャレンジしてみたい。杉の木が生い茂り、滝全体が見えるビューポイントが無い。全体を見るには沢側に少し下りる必要がありそう。
一つ目の丸木橋から見た三谷渓谷は小さな滝が幾重にあり、沢登りをしてみたい景観だ。
滝を過ぎた辺りから残雪が増えだすが千ヶ峰はメジャーな山なので多くのハイカーが踏み固めてくれている。
コースから外れると当然ツボ足となってしまう。
二つ目の丸木橋から”雄滝”が見え出し、滝の横を登って行く。
こちらも杉の木が多く全体を綺麗に見るポイントが無い。
沢登りをするにしても雄滝は巻かなければしょうがないだろう。
50分で岩座神コースの分岐に着く。岩座神コース側の道は踏み跡が薄く、余り使われていない様子だ。急登部はここで一旦、一息付かせてくれる。
沢道は30分程で終わり、きつい登りの尾根道に入っていく。下山して来たお嬢さんはアイゼン無しで相当梃子摺っていた。登りはアイゼン無しで行っているが下りはアイゼンを着ける予定。
山頂が見えて来たが、手前に最後の急登が待っている。
時折、陽射しもあり気持ち良く歩けるが、アイゼン無しではスリップする所が増えてきた。
山頂手前で振り返り見る。相変わらずの見通しの悪さであるが、悪い中でも比較的、綺麗に見えている方に感じる。アセビの新芽が赤く萌えている。
1時間37分にて”千ヶ峰”山頂に着く。
がっくりする程時間が掛かってしまったが、歳のせいか?雪のせいか?
登ってきた最後の急登部を振り返り見る。
既に1時30分、皆は下山してしまって山頂には誰も居ない。山頂手前では晴れていたが、又、曇ってしまった。
山頂で10分程休憩し、アイゼンを装着して登りのタイムオーバーを取り戻したい。
雪山は下りを駆け降りることが出来るので楽しい。
山頂より南面(だと思う)を見る。このどこかに先々週に登った妙見山がある。
山頂より北面(だと思う)を見る。大きな山が見えているが山名は知らないし同定する気も無し。駄目ですな〜
せんがみね
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